サムスン出資比率3%超に…シャープが提携発表

2013年03月09日 19:57

経営再建中のシャープは6日、韓国・サムスン電子と資本・業務提携したと発表した。

 サムスン電子の日本法人を引受先とする約103億円の第三者割当増資を行う。サムスンの出資比率は3・08%(議決権ベース)になる見通しで、金融機関を除く事業会社では最上位の第5位の株主となる。アディダス

 両社はスマートフォン(高機能携帯電話)やテレビ向けの液晶パネルを、シャープがサムスンに優先的に供給することでも合意した。シャープは昨年合意した台湾の受託製造大手、鴻海(ホンハイ)精密工業との出資条件を見直す交渉が難航しており、長年競合してきたサムスンとの提携で経営再建を急ぐことにした。アディダス スニーカー

 サムスンは28日までに、シャープ株を1株290円で3580万4000株買い取る。シャープは調達した資金を省エネ性の高いIGZO(イグゾー)液晶などの開発や生産設備の改良に充てる。サムスン向けの液晶パネルの供給は、これまでテレビなど大型が中心だったが、スマートフォン向けなど中小型にも広げる。アディダス ゴルフ

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