幹細胞で脳梗塞治療…札幌医大、近く治験開始

2013年03月09日 20:01

 札幌医科大学は8日、脳梗塞患者の骨髄から取り出した幹細胞を使って、神経を再生し、まひなどの症状を改善する新しい治療法の治験を近く始めると発表した。2年間で110人の患者を対象に有効性などを調べる。adidas

 同大の本望(ほんもう)修教授らは、骨髄中に含まれ、神経細胞や血管に変化しやすい「間葉系幹細胞」という幹細胞に着目した。患者の腰の骨から骨髄液を採取、中に含まれる幹細胞を2週間培養して増やし、点滴で患者に戻す。本人の細胞を使うため、拒絶反応の心配がない。アディダス ゴルフ

 同大が患者12人に行った研究段階の治療では、まひなどの症状が改善したといい、本望教授は「安全性、有効性を治験で確認し、脳卒中治療のモデルケースにしたい」と話している。同大学では、治療に使う幹細胞は、薬事法に基づく医薬品としての承認をめざす。アディダス

—————

戻る